GAME
試合結果
選手交代
75分
西谷 優希→ 平岡 翼
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71分
橋爪 勇樹→ 佐藤 洸一
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79分
寺田 紳一→ ヘニキ
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84分
横谷 繁→ 宮崎 純真
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87分
大黒 将志→ 大島 康樹
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90分+4
エデル リマ→ 小柳 達司
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警告・退場
32分
久富 良輔 |
スターティングメンバー
GK 50
ユ ヒョン |
GK 1
河田 晃兵 |
DF 15
森下 怜哉 |
DF 41
武岡 優斗 |
DF 4
藤原 広太朗 |
DF 22
小出 悠太 |
DF 30
田代 雅也 |
DF 6
エデル リマ |
MF 27
久富 良輔 |
MF 28
橋爪 勇樹 |
MF 40
寺田 紳一 |
MF 40
小椋 祥平 |
MF 26
枝村 匠馬 |
MF 14
横谷 繁 |
MF 14
西谷 優希 |
MF 39
内田 健太 |
FW 37
浜下 瑛 |
FW 11
曽根田 穣 |
FW 9
大黒 将志 |
FW 9
ピーター ウタカ |
FW 10
西谷 和希 |
FW 10
ドゥドゥ |
サブメンバー
GK 23
川田 修平 |
GK 31
岡西 宏祐 |
DF 7
菅 和範 |
DF 3
小柳 達司 |
MF 5
ヘニキ |
MF 8
新井 涼平 |
MF 11
平岡 翼 |
MF 50
田中 佑昌 |
FW 16
榊 翔太 |
MF 25
森 晃太 |
FW 8
廣瀬 浩二 |
FW 19
宮崎 純真 |
FW 19
大島 康樹 |
FW 18
佐藤 洸一 |
監督
田坂 和昭 | 伊藤 彰 |
試合総評
明治安田生命J2第13節 『 栃木 1-0 甲府 』
『 今シーズン初の連敗。今後に向け必要なのは得点力。』
前節千葉戦のなんとも悔しい敗戦から、なんとかして立ち戻りたかった甲府。
たくさんの課題をクリアし、勝利が求められる栃木SCとのゲームは、相手にPKを許し0−1の敗戦となった。これでシーズン初の連敗となってしまった。
前節に続いて、前半から相手を大きく突き放すポゼッションを確保し、合計シュート数は16本、コーナーキックは11本に及んだ。しかし、ゴールネットが揺れることは無かった。連敗と同時に、現在最下位だった栃木SCにはJリーグにおいて初黒星を喫してしまう。J1昇格を目指す甲府にとって、なんとも無視できない状況だ。
「まだ13節だから大丈夫」とみるか、「13節終了時で勝ち点20点」とみるか。なんとしてもこの流れを断ち切り、チームを信じ、仲間を信じ、結果と内容が伴うものにしていきたい。
一方、良いニュースとしては宮崎純真選手が84分に横谷選手と交代し、記念すべきJリーグデビューを飾り早速シュートを記録している。残念ながらデビュー戦を勝利で飾ることはできなかったが、若手の選手が奮起して、ヴァンフォーレに新しい陽の光を当ててほしい。今節を振り返ろう。
リーグ暫定4位の甲府が最下位と低迷している栃木のホームに乗り込み行われた第13節。快晴に恵まれた栃木グリーンスタジアムには、今日も多くの甲府サポーター・ファンが詰めかけた。
過去の対戦成績では甲府が6勝3分0敗と栃木を圧倒しているものの、FW大黒選手には昨年も手痛いしっぺ返しを食らっており、決して侮れない対戦カード。だが今節は、水戸・大宮といった上位陣が勝ち点3を積み上げられていない状況もあり、これから追いつくためにも勝利が欲しい一戦。
甲府は1トップにウタカ選手、シャドーに運動量で優るドゥドゥ選手&決定的な仕事ができる曽根田選手を起用し、必勝態勢で挑んだ。
試合は甲府ボールでキックオフ。
試合開始直後から、甲府は前線のウタカ選手-曽根田選手-ドゥドゥ選手が連動し、相手陣内で積極的に攻撃を仕掛け決定機を作る。
前半7分の甲府。カウンター気味に相手陣内でボールを収めたドゥドゥ選手がウタカ選手とのワンツーで相手ペナルティエリア内に切り込む。相手に阻まれこぼれ球になるも後ろから曽根田選手が走り込みシュート。これは相手GKユ ヒョン選手に阻まれる。しかし再度こぼれ球に追いついた曽根田選手がゴール前に折り返す。触るだけでゴールできる状況にドゥドゥ選手が走り込んでいたが、間に割って入った相手DFにクリアされ、先制のチャンスを逃す。
前半10分にペナルティエリア右手前で得たセットプレー。キッカー内田選手が放ったシュートは手前の壁を超え、ゴール右下隅を突いていた。しかしこれも相手GKにはじき出されてしまう。
前半17分には、ドゥドゥ選手からのパスを受けたウタカ選手がペナルティエリアの左正面に切り込み、後ろからゴール正面に走り込む曽根田選手にスルーパスを供給する。これに曽根田選手が合わせてシュートするも、GKユ ヒョン選手が出した右足に弾かれてしまいゴールネットを揺らせない。甲府は再三のチャンスを相手GKユ ヒョン選手に阻止された。
これまで甲府の攻撃の前に守備に徹した栃木だったが、前半25分のカウンター気味に仕掛けた一つの攻撃で流れを引き戻し、後半30分を迎える頃には攻守の入れ替わりが激しい試合展開となった。
そんな中、前半42分の栃木の攻撃に対して、甲府は痛恨のPKを与えてしまう。ペナルティエリア右からドリブルで侵入した浜下選手を止めるべく、横谷選手が出した足が相手を倒してしまった。キッカーは大黒選手。GK河田選手はシュートを読んで反応するも、その指先をかすめるようにゴール左隅に決まってしまった。
再三のチャンスを決め切れなかった甲府は、PKで栃木に1点をリードされ折り返す事となった。
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試合終了後 監督記者会見
ヴァンフォーレ甲府:伊藤彰監督
前節に引き続き、チャンスがありながら勝ち点3を取れなかったこと、ファン・サポーターがこれだけ大勢来てくれた中で残念な思いです。
最初から我々はパワーをかけて先制点を取るサッカーをチームとしてやっていて、その中で前半のチャンスがありながらそこから取れない。その後もゲームコントロールはできていたと思うが、ちょっとしたミス、セカンドボールを拾われてペナルティエリア中でファールをしたこと、その失点に尽きるかなぁと思います。
ただ、前節も前々節もイニシアチブを取りながらも、ゲームをコントロールしながらも勝ち切れない試合が続いている。選手も我々スタッフもしっかりと見つめ直さないといけないところはあると思います。後半に入ってある程度パワープレーのような時間があったが、、ゲームをコントロールしながら相手を崩したかったが、最後まで点が取れなかったのはクオリティを上げる作業をしないといけない。もうひとつ落ち着いてゲームをコントロールできるチームにしていかないといけない。残念だけど下を向いている時間はないので、次のゲームに向けて進んで行きたい。
■質疑応答
■点を取ることは最後のクオリティの問題だったりするのでこれという答えはないと思いますが、どういう点を突き詰めていきたいと考えていますか?
これだけチャンスがあって、クロスからもチャンスがありましたし、最後の最後のところだと思います。難しいが最終的に決める選手が決め切れなければこういうゲームになる。前節、前々節と同じで修正がないといわれるかもしれないが、一つひとつ積み上げていると思う。そういうところは選手たちはもっと自信を持って冷静にやることが凄く大事だと思います。個人のトレーニングもそうですし、チームとしての機能もそうですし、ちょっとワザと引き込んでカウンターも脅威になると思うし、そういうことを含めてゴール前のパワー、人数、スピードをもっと出していかないといけない。トレーニングからあと一歩を突き詰めていかないといけない。
■栃木の守備についての印象は?
前半から人数を掛けてしっかりと守っている状況。ブロックを作って対応していたところはいいと思う。逆に、前に大黒選手がいる脅威も素晴らしかったと思う。今回は後半のシュートはなかったと思うが、人数を掛けて強固に守ったという、そこに対して我々はこじ開けられなかったのは栃木の力だったと思うが、我々が失点していなければ後半はどうなったのか分からないと思うが、追い付くためにはそこをこじ開けないといけない。栃木の身体を張るプレーなどは我々も見習わないといけないと思う。
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