GAME
試合結果
選手交代
62分
河原 和寿→ 藤本 佳希
|
73分
ドゥドゥ→ 曽根田 穣
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80分
吉田 眞紀人→ 有田 光希
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78分
ピーター ウタカ→ 新井 涼平
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84分
山瀬 功治→ 丹羽 詩温
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80分
荒木 翔→ 内田 健太
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警告・退場
74分
曽根田 穣 |
スターティングメンバー
GK 1
岡本 昌弘 |
GK 1
河田 晃兵 |
DF 50
ユトリッチ |
DF 41
武岡 優斗 |
DF 4
西岡 大輝 |
DF 22
小出 悠太 |
DF 5
前野 貴徳 |
DF 6
エデル リマ |
MF 8
長沼 洋一 |
MF 28
橋爪 勇樹 |
MF 33
山瀬 功治 |
MF 40
小椋 祥平 |
MF 16
田中 裕人 |
MF 14
横谷 繁 |
MF 7
近藤 貴司 |
MF 21
荒木 翔 |
FW 20
河原 和寿 |
FW 9
ピーター ウタカ |
FW 14
吉田 眞紀人 |
FW 18
佐藤 洸一 |
FW 10
神谷 優太 |
FW 10
ドゥドゥ |
サブメンバー
GK 31
パク ソンス |
GK 31
岡西 宏祐 |
DF 3
玉林 睦実 |
DF 3
小柳 達司 |
MF 17
小暮 大器 |
MF 39
内田 健太 |
MF 30
禹 相皓 |
MF 8
新井 涼平 |
FW 9
有田 光希 |
MF 25
森 晃太 |
FW 15
丹羽 詩温 |
MF 11
曽根田 穣 |
FW 19
藤本 佳希 |
FW 13
太田 修介 |
監督
川井 健太 | 伊藤 彰 |
試合総評
明治安田生命J2第11節 『 愛媛 1-1 甲府 』
『 愛媛戦は攻勢をかけるも悔しいドロー…。結果にこだわる甲府へ!! 』
「調子はすこぶる良いのに、一点が遠い」
今節を一行で表すなら、シンプルにこのような具合だろう。
前半はPKを取得し横谷選手が先制点を挙げたJ2リーグ第11節は、後半に愛媛からのクロスを許し、1−1の悔しいドローとなった。平成最後のリーグ戦、そして再びの暫定首位浮上が掛かった注目度の高いゲームとなったわけだが、度重なる絶好のチャンスも幾度となくゴールポストに阻まれ、アウェイでの勝ち点3ゲットとはならなかった。
甲府は前半から素晴らしいパスワークや前線のアクティブなパフォーマンスに溢れ、観ていても気持ちの良いゲームだった。小出選手の素晴らしいディフェンス、橋爪選手の闘争心溢れるプレーなど、見所を挙げたらキリが無いほどに魅力に溢れた展開。ウタカ選手&ドゥドゥ選手は互いに試合を通して4本のシュート数を計上しているが、事あるごとにボールはゴールポストに弾かれた。
「勝利の運」というのも数パーセントは影響していただろう。そうでも言わない限り、今日の良い展開でゲームを進めておきながら勝ち点3を挙げられなかったのは、素直に受け入れ難い。J1を目指す我々甲府にとって、あまり気持ちの良い幕切れではなかった。ドローで甘んじてしまってはいけない。
しかし、甲府の猛攻を防ぎきった愛媛のGK、岡本選手の好セーブ連発には苦しめられた。今日のようなディフェンス陣でも、スキを突いて得点を重ねられるチームが、最終節に笑うというもの。第2クールをスタートした甲府が、パワーアップを図っていかなくてはならないポイントは、まだまだ幾つもある。
甲府は、この愛媛戦で勝ち点3を積み重ねてリーグ暫定1位を狙いたい第11節。
パスを繋いでボールをキープし攻撃の形を作ってくる愛媛に対し、高い位置でプレスをかけて相手の自由を奪い、前節と同じ佐藤洸一選手、ウタカ選手。ドゥドゥ選手の強力なFW陣でゴールを生み出せるかが見どころとなった試合。
試合は甲府ボールでキックオフ。
両チームとも試合開始直後はセンターライン付近からきつくなるプレスだったが、徐々に甲府がプレスのラインを上げ始めた。それに伴いボールを奪う回数が増え甲府が試合を優位に進める展開となった。
前半10分にはペナルティエリア内でドゥドゥ選手が相手に足を蹴られPKの判定を得る。
キッカーは横谷選手。相手GKの逆をつき、右足のインサイドキックでゴール右隅に流し込み先制。
前半14分には相手DFがキーパーに出したゆるい球足のバックパスにドゥドゥ選手が見逃さず反応。GKにキャッチされる寸前に追いつき、軽くボールにタッチしてゴールに流し込む。しかしこれが左ポストに弾かれてゴールならず。
さらに前半26分にはペナルティエリア右前から橋爪選手が入れたクロスに佐藤洸一選手がダイビングヘッドを決める。しかしこれも左ポストに弾かれてゴールならず。
前半31分にはペナルティエリア左手前から横谷選手がゴール右上隅を狙ったコントロールシュートを放つ。しかし相手GK岡本選手のファインセーブに阻まれゴールならず。
再三チャンスを作るも追加点が取れない甲府だったが、その後も攻撃の手を緩めない。今日の前半の試合の流れを作ったのは守備陣だった。相手の動きを読んでパスカットを見せる橋爪選手や小椋選手。愛媛は攻撃体勢から守備に入らざるを得なくなり、攻撃のリズムを作らせなかった。
前半終了間際、ここまで甲府の前に抑え込まれていた愛媛だったが、波状攻撃を見せる。
右CKからショートコーナーで繋がれた展開の中で、ペナルティエリア内に入ったボールに対しユトリッチ選手がシュート。これはGK河田選手が足で弾く。しかしこぼれ球に反応したのは近藤選手。GK河田選手の守備が届かないゴール左を狙ったシュートたっだが、守備に戻ってきた橋爪選手がヘッドではじき出しゴールを死守。
甲府は前半だけで6本のシュートを放ち、愛媛の3本を圧倒したが、得られた得点は横谷選手が決めたPKの1点のみという状況で前半を折り返した。
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試合終了後 監督記者会見
ヴァンフォーレ甲府:伊藤彰監督
遠いところまでファン・サポーターの皆さんが来て、応援してくださったのにも関わらず勝点1、勝ち切れなかったことを大変申し訳なく思います。一言でいうと運がなかったというか、しっかりとゲームを前半のうちに終わらせないといけなかった。そういうゲームだったかなぁと思っています。
前半あれだけチャンスがありながら、PKは我々にラッキーなところがあったかもしれないが、その後、ポストに3本当てているところを決め切れないといけない。それだけ我々が最後のところ、詰めの甘さが前半から出たゲームかなぁと思っています。
後半に入って何回かシュートチャンスがありました。愛媛の選手が身体を張ったり、GKのナイスセーブで点が取れなかった。そういう焦りから点を取れずにオープンなゲームになりました。そこはしっかりゲームコントロールしてやっていかないといけない。今日は凄く感じたゲームでした。もう少し後半に入ってオープンになったところで我々がコントロールして進められたらよかった。
守備所である程度前半はできていましたが、後半のところで点を取りにいくために、ちょっと前に残ったり、という場面があった。今後に向けて課題だと思います。選手もスタッフも悔しい勝点1。次のゲームに向けて下を向かずにチーム一つになっていきたい。
■質疑応答
■後半3枚の交代カードを切りましたが、それぞれの狙いとピッチでどう出せたのかを教えてください。
一つは前半あれだけ決定機を外していた。ドゥドゥとウタカ含めてシュートチャンスがあって決め切れなかった。このゲームが苦しくなった部分だと思う。本来なら彼らを残しながら、彼らはクオリティも決定力もあるのでチャンスがある中で決めてくれていればゲームとして内容は変わったと思う。彼らを代えざるを得なかった。
あれだけのチャンスの中で点が取れないと、必ずピンチが来るのでそういうところで新井を入れたり、前線からプレッシャーを掛けられる曽根田を入れた。難しい判断だったが、これ以上点を取られてはいけない。勝点1は必ず欲しい。そこからの判断。
最後は内田を入れて彼の左足のクオリティで何とか勝点3をもぎ取りたかった。何といっても前半からの決定機、後半のシュートチャンスを決め切れなかったことが今日の誤算だと思います。
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