GAME
試合結果
レノファ山口FC
試合終了
2-5
ヴァンフォーレ甲府
10分 山下 敬大 71分 山下 敬大 |
1 | 前半 | 3 |
3分 ピーター ウタカ 4分 ピーター ウタカ 17分 曽根田 穣 47分 ドゥドゥ 86分 曽根田 穣 |
1 | 後半 | 2 |
選手交代
46分
吉濱 遼平→ 工藤 壮人
|
63分
ピーター ウタカ→ ジュニオール バホス
|
65分
小野原 和哉→ 高井 和馬
|
76分
ドゥドゥ→ 新井 涼平
|
69分
田中 パウロ淳一→ 高木 大輔
|
85分
佐藤 和弘→ 橋爪 勇樹
|
警告・退場
49分
ドストン |
19分
小椋 祥平 |
スターティングメンバー
GK 33
山田 元気 |
GK 1
河田 晃兵 |
DF 6
前 貴之 |
DF 3
小柳 達司 |
DF 15
ドストン |
DF 4
山本 英臣 |
DF 13
楠本 卓海 |
DF 6
エデル リマ |
DF 16
瀬川 和樹 |
MF 41
武岡 優斗 |
MF 29
三幸 秀稔 |
MF 40
小椋 祥平 |
MF 40
小野原 和哉 |
MF 26
佐藤 和弘 |
MF 14
吉濱 遼平 |
MF 39
内田 健太 |
MF 8
佐々木 匠 |
FW 11
曽根田 穣 |
MF 7
田中 パウロ淳一 |
FW 9
ピーター ウタカ |
FW 24
山下 敬大 |
FW 10
ドゥドゥ |
サブメンバー
GK 50
廣末 陸 |
GK 23
岡 大生 |
DF 49
菊池 流帆 |
DF 8
新井 涼平 |
DF 28
マルシーリオ |
MF 28
橋爪 勇樹 |
MF 5
佐藤 健太郎 |
MF 14
横谷 繁 |
FW 4
高井 和馬 |
FW 29
ジュニオール バホス |
FW 18
高木 大輔 |
FW 13
太田 修介 |
FW 19
工藤 壮人 |
FW 18
佐藤 洸一 |
監督
霜田 正浩 | 伊藤 彰 |
試合総評
明治安田生命J2第2節 『 山口 2-5 甲府 』
『 第2節で初勝利&ウタカ・ユタカ・ドゥドゥの大量得点で2−5!! 』
J2開幕で甲府はアウェイが3連戦となっているわけだが、遠征にも関わらず、レノファ山口FC相手に2−5でフィニッシュした第2節。甲府は相手のミスを突くしたたかなプレーで快勝した。
ウタカ選手がキックオフ間もない中で2得点。曽根田選手も2得点、ドゥドゥ選手1得点、と3人が一気に今季初ゴールを積み上げた。大胆なプレーではなく、虎視眈々と立ち回り、敵陣でチャンスを逃さなかった。開幕戦では大宮相手に惜しくもドローとなったが、今節は更にそれを上回るパフォーマンスを見せてくれた甲府イレブン。
一部、甲府のディフェンスやコミュニケーションの隙を突かれた場面もあったが、これから十分に調整をしていける段階だ。久しぶりにピッチで動き回る橋爪選手を見られたのも大きな収穫と言えよう。DFでありながらも、得意のオーバーラップからエッジの効いたアシストを決めたエデル・リマ選手にしてもそうだが、各選手の運動量には舌を巻くばかり。
5枚で固めた守備ラインや、選手同士のフォローアップは伊藤監督が常にトレーニングで徹底している部分でもある。「(得点を)取るべき選手が決めてくれたので良かった」と試合後インタビューで伊藤監督は語っているが、甲府にはその「得点を取るべき選手」がまだまだ沢山居るわけで、焦らず、冷静に展開していくことさえ出来ればこれからももっと得点を重ねていけるだろう。
これからの期待に溢れた第2節を振り返ろう。
昨シーズンは8位で終わった山口と9位甲府との対決となった第2戦。気温12.9度と肌寒く、時折冷たい風が吹いてくる山口県は維新みらいふスタジアムだったが、ゲームは序盤から熱くヒートアップした。
甲府ボールでキックオフ。すると、開始早々3分に得点が生まれる。
先制したのは甲府。ウタカ選手が味方からのバックパスを受けた相手GKにチャージを掛ける。GKが味方にロングフィードしようとキックしたボールをウタカ選手がブロック。そのこぼれ球が直接ゴールに決まる。
さらに1分後には、山本選手の流石と言えるインターセプトから、曽根田選手にパスが渡ると前線のウタカ選手にスルーパスが出る。DFラインの裏を抜け出したウタカ選手はGKと1対1に。ウタカ選手は冷静にGKをかわし、最後は左足で無人のゴールへ流し込んだ。
相手の守備ミスもあり、幸先よく先制点、追加点を決めた甲府だったが、それでもまだ前半4分。山口に諦めるそぶりは見えない。
前半10分の山口の攻撃。左CKからの流れでペナルティーエリア左の吉濱選手にボールが渡り、ゴール前に正確なクロスが上がる。甲府守備陣が3人いるものの、その隙を突いて山下選手が走り込みヘッドで合わせたボールはゴール左隅に決まった。
これで1点差。次の1点で試合の流れがどう転ぶか分からない展開に。だが今日の甲府は、詰め寄られても突き放す力が勝った。
前半17分の甲府。オーバーラップし左サイドを深くえぐったリマ選手からゴール前にグラウンダーのクロスが入る。GKがタッチできない絶妙な距離感のクロスに、ファーサイドで構えていた曽根田選手が落ち着いて左足で合わせた。これで甲府が3点目を挙げ、山口を突き放す。
これまで怒涛の流れで両チーム合わせて4ゴールが生まれたが、前半も20分を過ぎる頃から次第に試合のペースが落ち着いてくる。前へ前へと来る山口に対して、2点のアドバンテージがある甲府は引き気味に試合を展開。甲府陣内でパスを回し攻撃のチャンスを伺う山口だったが、甲府の固い守備の前に攻撃の突破口を掴ませない。
その後、両チームとも決定機を見いだせず、前半を1-3と甲府の2点リードで折り返す。
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試合終了後 監督記者会見
ヴァンフォーレ甲府:伊藤彰監督
まず、遠い所からファン・サポーターの皆さんが150人以上も来てくれたことが嬉しいです。勝点3を皆さんにプレゼントできて何よりよかったです。
ゲームの中で自分たちのやろうとしてきたこと、プランとして準備してきたことは前半の最初に出て、流れ的に良かったと思っています。そのあと少し押し込まれるところがあったが、想定内で、自分たちのブロックの外でボールを動かさせることがある程度できた。
ただ全体を通して2失点は改善しないといけない。昇格のためにはそこの失点を少なくしないといけない。点が取れない状況でも失点を少なくして、1-0で勝てるゲームを突き詰めていかないといけない。
■質疑応答
■先発の3トップ全員が揃い踏みでゴール決めたことと評価は?
ウタカは決定力、ゲームをコントロールしながら戦術を理解してやってくれて流石。曽根田はアグレッシブに、攻撃的に行くということで、相手が前掛りになった時の背中は彼の特徴を活かせるゲームになった。それが今日の起用にハマったところで素晴らしかった。ドゥドゥは前節も今節も守備、ハードワークをし、気持ちを表に出してやってくれた。素晴らしい活躍だと思います。
■用意してきたこととは?
山口はボールに強く、上手いチーム。リスペクトしています。三幸やアンカーに入る選手に起点を作らせたくない。そこは我々が用意してきたもので、そこをケアしてCB、GKへのプレッシャー、そこで先手を取りたいというところを作り上げてきた。それが前半の始めのところから、相手が落ち着く前に我々のプレスがハマったところで点が取れた。浮足立ったところで追加点が取れた。ウタカの2点は我々の力になったし、このゲームを占める自分たちの優位性を持ってできる一つのきっかけになった得点だと思う。
■早い時間帯に2点が取れて、押し込まれても優勢に戦ったと思うが、そこでの指示やプランは?
全体的にゲームが始まる前から先行したい、失点するということよりも守備をしっかりと構築しようと話をしていた。その中で自分たちのプラン通りに点を取れたということは守備を強固にする一つのポイントになった。ただ、クロスのこぼれ球を決められた点についてはアラート感が足りなかった。コンセプトである、シュートのところも身体を張れなかった。そこはもう1回厳しくいっていかないといけない。簡単に勝てるようなチームはいない。隙を与えれば失点してしまう。いい教訓になったと思う。
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